自分自身が我慢をしながら、
いい仕事なんてできない

―　就職先を探している修習生に向けてのメッセージがあれば教えてください

竹内：
我慢するような働き方や、自分を犠牲にするような働き方はしないでほしいと思っています。


上司に言われたからやりたくないことも我慢してやるとか、プライベートを犠牲にして身体を壊しかねない働き方をするとか。


弁護士はストレスフルな仕事だから、負荷をコントロールしながら働いていかないと続けていけない。


自分自身が我慢をしながら、いい仕事なんてできないので。

成田：
それが結果的に仕事の質を高めて、良いリーガルサービスを提供できるってことですね。


そういう意味では、エースで働いている人達は、いわゆる１００％仕事人間って感じの人達じゃないですね。


仕事だけでなくプライベートも充実していて、人間的にもおもしろい人が多い。どちらも全力、というか。

竹内：
そうですね。私も、ずっと仕事のことだけ考えてしまわないように、


自分が楽しいと感じる時間やリラックスできる時間を意識的に持つようにしてます。


料理をしたり、車を運転したり、子どもと一緒に出かけたり、あとは海に行くと癒されるかな。

成田：
やっぱり弁護士の仕事って、目の前の仕事や事件だけに目が向きがちだけど、


抱え込み過ぎちゃうと視野も狭くなって精神的にも辛くなってしまうことも多い。


自分自身が身体も精神的にもいい状態でいることが、仕事のクオリティをあげることに直結しますよね。


そういう意識のある人と一緒に働いていけたらうれしいです。

弁護士の仕事をしていく上で
大切なこと

竹内：
法律的な知識やスキルを磨いていくことはもちろん大事です。そうじゃないと弁護士である意味がない。
でも、それ以上に大切なのは、一人一人の依頼者の悩みに沿った解決ができるかどうかだと思っています。


弁護士に相談に来られる方は、労働問題、離婚、交通事故、破産など、人生最大級の大きな岐路に立たされています。


法律的には正しい結論であっても、人生が終わる瞬間に立って振り返ってみたときに、


「これじゃなかったかもしれないな」と思うのであれば、その結論はその方にとっての最善ではない。


その方にとっての最善の解決を目指すためには、依頼者の方とのコミュニケーションをとること、


結果だけでなく、その過程や方針の共有が大事だと思います。

成田：
確かに、事件の解決が、法律の押し付けになってはいけないですね。


もちろん、法律のプロの視点からのアドバイスはきちんとしなければならない。


そしてそれをこのケース、この依頼者に当てはめるときに、何がベストなのか、というのを見極めることですね。


そのためには、依頼者の方ときちんとコミュニケーションを取らないといけないということですね。
ただ弁護士というと、敷居が高い、話しづらいと感じる方が多いです。


一昔前はそれでも良かったかもしれないけど、それではやはり法律問題の解決には障害になってしまう。


だから、依頼者の方にはざっくばらんに話していただけるよう、こちらも心を開いて話を伺うことが大切ですね。

人生において何か困ったことが
あった時に、



いつでも相談にのれる
パートナーでありたい

―　エースの専門分野は？

成田：
労働問題、交通事故、債務、知財、不動産、企業法務に強い弁護士など、様々なメンバーがいますが、


事務所として引き受ける事件分野を選ぶことはしていません。


人生において何か困ったことがあった時に、いつでも相談にのれるパートナーでありたいと考えているからです。


エースという社名も、「人生のあらゆる場面で最高の切り札でありたい」という想いから名付けています。
それぞれの分野でトップレベルのリーガルサービスを提供するために、弁護士・パラリーガルが一丸となって努力をしています。

竹内：
事件分野もエリアも特に限定していないこともあり、全国各地の元依頼者の方から、


ご自身や知人、分野もさまざまな事件のご相談を毎月たくさん受けています。


別の案件のため地方に行った際に、以前の依頼者の方と会って会食をしたりということも珍しくありません。


中には、張り切って周りの方にエースを紹介してくださっている方もいて、大変ありがたいです。

死ぬときに働いてよかったと思える会社にしていきたい

―　どんな会社を目指していますか？

竹内：
メンバーと話しているのは、「死ぬときにエースで働いてよかったと思える会社にしていきたい」ということ。


以前、何人かで話していたときに、ある弁護士がそうポツリと言ったのが印象的で、深く感銘を受けて、それいいなと。

―　具体的にはどんな会社ですか？

成田：
一人一人が能力や個性を発揮しながら、自分の仕事に誇りをもって働いている会社にしていきたいですね。


そして、最高のリーガルサービスを提供し、社会に貢献していきたい。

竹内：
会社としても、みんなが頑張って働いて社会に貢献した分は、給料や待遇としてしっかり還元していきたいと考えています。


一流の仕事には一流の待遇をもって応えたい。

―　採用ではどういう人を募集していますか？

成田：
チャレンジ精神があり、素直で向上心がある人が向いていると思いますし、そういう方とはぜひ一緒に働きたいと思います。


これは弁護士もパラリーガルもどちらにも当てはまるよね。

竹内：
まだまだこれから「作っていく」段階だしね。


そういう状況・環境を仲間と楽しめる人というか。

成田：
そうだね、仲間と不安定を全力で楽しむ、というかな。安定だけでは高みは目指せないから。


もちろん、最低限の安定はあるので安心してください（笑）。