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エースの人 #4
パラリーガル 小橋芳都
2022年入社(中途採用)
前職:航空機部品の輸出入通関
パラリーガル 小橋芳都
2022年入社(中途採用)
前職:航空機部品の輸出入通関
Q. なぜエースで働こうと思ったのですか?
前の会社にいた時に法律知識を勉強する機会があり、その時に「法律が面白い!」と思ったことがきっかけです。
そこから法律業界への転職を考えるようになりました。
色々な会社と面接はしたのですが、エースの先生達が一番“本音”を知りたがるというか、
“心の奥底までちゃんと話そう”というスタンスでした。
私自身も本音で話せたし、先生達の人となりに触れて、この人達と一緒に働きたいと思いました。
実はその頃、予備試験の勉強をしていたのですが、
転職エージェントからのアドバイスでそれを隠して転職活動をしていました。
でもエースの面接で「君はなんでパラリーガルになりたいかが全く分からない」と言われて、
これはもうダメだと開き直って「実は予備試験の勉強をしているんです」と言った時に、先生方がすごく応援してくださったんです。
「僕たちにできることがあったら何でもする。マイナスになることなんか一個もないから遠慮しなくていい。」と
私が想像していたものとは真逆の反応が返ってきて、この会社で働きたいと思いました。
Q. 他業種からの転職ですが、法律の知識がなくて大変でしたか?
最初は専門的な用語が全く分からないし、事件の全体像も掴めていなかったので大変でしたね。
次のアプローチが分からないまま事件が進んでいくので、
先生に仕事を振られても何をしたらいいかが分からないという状態でした。
ただ、分からないことを周りの先生やパラリーガルに聞くと、とても丁寧に教えてくれたので、
知らないことを堂々と知らないと言える環境だったのはありがたかったです。
先生や先輩パラリーガルと一緒に事件を進めていく中で、
周りのサポートを受けながら、だんだん知識をつけて慣れていきました。
半年から1年くらい経って事件の全体像が見えてきたら、逆算して動けるようになっていきました。
そうするとスピードも速くなるし、先生から「あ、これもやってくれたんだ!ありがとう」と言ってもらえて、
どんどん仕事が楽しくなっていきました。
自分の中では、未経験だからといってそこまでハードルはそこまで高くなかったと思います。
Q. パラリーガルの仕事内容は?
弁護士と2人3脚で仕事を進めるのですが、弁護士でないとできない仕事以外は何でもやります。
弁護士とパラリーガルの関係を例えるなら、飛行機のエンジンのようなものだと思います。
飛行機はエンジンが片方だけでも飛ぶことができるのですが、
当然両方のエンジンが動いた方が、早く安全に目的地にたどり着ける。
それと同じで、弁護士も1人で事件は進められるけど、
パラリーガルがいることでよりよい事件解決ができるのだと思います。
例えば、電話で相談を受けたり、書面を整えたりといった大事だけど細々した作業を
パラリーガルがやることで、弁護士は弁護士にしかできない仕事に注力することができます。
そうすると先生の時間が増えて、事件の質やスピードがあがる。
最終的には依頼者のためにつながります。
弁護士は本当に大変な仕事なので、先生方には事件のコアな部分だけ考えていて欲しいと思って、
自分ができることはサポートしています。
Q. パラリーガルの仕事は大変ですか?
もちろん大変なことはありますが、とても楽しいです。
私はルーティン作業を繰り返すよりも、自分で考えて仕事をする方が楽しいと感じるタイプなので、
エースの働き方が合っているのだと思います。
Q. 仕事をする上で大切にしていることは?
依頼者は自分では手に負えなくなったから弁護士に頼んでいる訳なので、
「これくらいでいいや」と妥協した仕事はしないようにしています。
必要な知識はちゃんと勉強して、自分のできる限りの力を尽くして、
それでもダメなところは先生が絶対にカバーしてくれるので。
依頼者のために仕事をしているということを、常に忘れないようにしています。
Q. 依頼者とのやりとりで心がけていることは?
事件の中で当たり前に使う言葉が、依頼者にとっては訳が分からないことも多いので、
できる限り言葉を噛み砕いて説明するようにしています。
先生の説明を聞いて、その場では分かったつもりになっても、
後で振り返った時に「あれってどういうことだったんだろう?」となることも多いと思うんです。
私自身が未経験から始めたからこそ、依頼者に理解しやすい言葉で説明することを心がけています。
あとは、事件の全体の流れを伝えることも大事にしています。
「今どうなっていて、今後どうなるか、だいたい何週間くらいか」を伝えておくと、
依頼者は見通しがたつので安心します。
不安を感じている依頼者の気持ちをカバーしてあげることが大切だと思います。
Q. やりがいを感じる瞬間は?
私はこの仕事をしていて楽しいから、いつもやりがいを感じているのですが、あえて言うなら…
月並みですが、依頼者から「連絡ありがとう」とか「丁寧に話を聞いてくれて本当に嬉しかったよ」と
言っていただける時が、やりがいを感じる瞬間ですね。
依頼者が先生宛てじゃなくて、私宛てに電話をくれると「いい関係性を築けているのかな」と感じます。
あとは「この書面は書いたことないけど、やってみたいです」と言って書かせてもらって、
最初は全然ダメだったものが、経験を重ねていく中で徐々に採用してもらえるようになり、
先生からも「本当に助かるよ!」と言っていただけた時に、事件の進捗に貢献できていることを感じます。
Q. エースはどんな職場ですか?
すごく楽しくて、大好きな職場です。
先生方は、知らないことや全力で頑張った結果を、絶対に笑わない人達なんです。
「本気で調べ上げてここまでやったけど、分かりません。教えてください」といえば、全力で答えてくれる。
先生方がすごく依頼者のために頑張っているから、私も絶対手を抜かずに頑張ろうと思えます。
代表の先生がよく「お互いが全力を尽くしてると信じて働こう。そこに自由が生まれる」ということを話してくださるのですが、最近ようやくその意味が分かってきた気がします。
お互いに尊重しあって働いている職場だと思います。
あとは、仕事とプライベートのバランスがいい会社だと思います。
『限られた就業時間の中で全力で仕事をして、しっかり休む』という意識が浸透しているので、メリハリがあります。
夏休みも全員平等にとっていますし、ちゃんとプライベートを楽しんで、家庭も大切にしている人が多いです。
妻も「前の会社ではよく愚痴を言ってたけど、エースに入って1回も言ってないね。エースにはいれてよかったね。」
とずっと言ってくれてます。
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